2018年12月02日

失恋した友人の相談にのる

失恋は当事者にとって非常にストレスの高い出来事で,友人であるからには,サポートしたい局面である。心理学を専攻する筆者が相談にのるうえで,気に留めていたことをまとめた。

〇落ち着いて話せる場所を用意する
騒がしい場所やお店は避ける(特に一対一のとき)。人の目を気にせず落ち着いて話せたり,泣いたとしても他者からの視線が気にならない場所を選ぶ。天気が良ければ公園も

〇元カレ・元カノとの楽しい思い出も聞く
失恋した当初は,相手との楽しい思い出が蘇るばかり。友人としては「もうその人のことは忘れよう」と言いたいところだが,本人もそれは分かった上で,しかし思い出してしまうものだ。そうしたときは,楽しい思い出も聞いた方が良いだろう。具体的な出どころは分からないが,大学の授業内で「記憶は残るが,話せば話すほど,記憶の貯蔵場所が移動し,過去の記憶になる」という話を聞いた。楽しい思い出を一人で何度も思い返すよりは他者に話してしまうことで,楽しい思い出も遠い過去の記憶にしてしまった方が良いだろう。

〇相手の苦しみポイントを見つけ,それをポジティブな考えに変える
ネガティブな出来事の中にある潜在的なポジティブな効果について考える人は回復力が高くなる(Tugade & Fredrickson, 2004)という先行研究があるように,振られたこと,振られるまで自分だけが一方的に好きだったという事実・・・etc といったショッキングな出来事に対して,新しいポジティブな意味づけを行うことが出来れば,本人の心理状態を回復するのに役立つだろう。ポジティブな意味づけを行うのは難しいが,対話している間に自然と見つかる場合もある。

〇相手の短所も認知させる
振られた場合は特に,相手の良いところを思い出してしまいがち。しかし,振られた相手の長所ばかり思い出しても良いことはない。恋愛の場合は,どちらか一方だけが悪いというのはほぼないため,相手の良いところと同様に,相手の悪いところも客観的に捉える必要がある。それを聞き手が促すのは良いのではないかと思う。

〇できる限り,一緒にいる
最も親しい他者である恋人を失うと,寂しさや不安に襲われ,一人ではやりきれなくなるだろう。一緒にいて話をするだけでも安心感を与えられたり,気を紛らわせたりすることができるだろう。

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posted by アリシス at 22:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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